【2023年最新】厳選‼4つのパーソナルトレーナーの資格

「パーソナルトレーナーに関連する資格がたくさんあって、どれを選べばいいのか分からない…」

「トレーナー業界でちゃんと認められている資格を取得したいから、失敗したくない。」

ジンノウチ

僕は20年以上パーソナルトレーナーとして活動しています。

パーソナルトレーナーやスポーツトレーナー、フィットネスインストラクターなどを養成する専門学校などでも非常勤講師として働いています。

今回の記事では、日本のスポーツやフィットネス業界で信用・信頼されている4つのパーソナルトレーナーの資格を厳選してご紹介します。

これからパーソナルトレーナーとしてどこで誰を対象にトレーニング指導したいかによっておススメの資格が違うので、最後に、誰にどの資格がおススメなのかも説明するので、最後までぜひ読んでください。

厳選した4つのパーソナルトレーナーの資格

日本でパーソナルトレーナーの資格と言えば3つありますが、今回はこの3つの資格に加えて僕がパーソナルトレーナーの養成に関わっている国際的に最も人気のあるパーソナルトレーナーの資格を紹介します。

日本で代表的な3つのパーソナルトレーナーの資格は、

  • NSCA CPT
  • JATI ATI
  • NESTA PFT

日本でも最近取得できるようになった国際的に最も人気のある資格

  • NASM CPT

それぞれの資格について紹介していきます。

トレーナー資格① NSCA CPT

NSCAは、National Strength &Conditioning Association(全米ストレングス&コンディショニング協会)の略称です。

CPTは、Certified Personal Trainer (公認パーソナルトレーナー)の略称になります。

NSCAは主にスポーツ選手やチーム指導を得意としているアメリカの団体です。

NSCAはCPT以外にも2つの資格を発行し、どちらもスポーツ選手やチーム指導に特化している資格です。

もしスポーツ選手やチーム指導を考えている方は、このNSCA CPTではなく、NSCA CSCSという資格の取得を検討してください。

NSCAについて、どのような団体なのか、CPTなどNSCAが発行している資格についてより詳しく知りたいという方はぜひ下記の記事を読んでください。

トレーナー資格② JATI ATI

JATIは、Japan Association of Training Instructors(特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会)の略称です。

今回紹介する4つの資格の中で唯一、日本の団体です。

他の3つ資格を発行しているのは、アメリカの本部があり、日本には支部があります。

ATIは、Accredited Training Instructor(認定トレーニング指導者)の略称になります。

このJATI ATIもダイエットなどを目的にした一般の人が対象というよりかは、NSCA CSCSと同様にスポーツ選手やチーム指導に特化しています。

このJATIという団体は、NSCAジャパンで理事をされていた方々が中心になって、日本のトレーニング指導現場に合ったトレーニング指導者の団体を別に立ち上げたいという想いからスタートしています。

トレーナー資格③ NESTA PFT

NESTAは、National Exercise & Sports Trainers Association(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)の略称です。

PFTは、Personal Fitness Trainer(パーソナルフィットネストレーナー)の略称になります。

NSCAとJATIはどちらかというとフィットネス業界というよりかはスポーツ業界で活動するパーソナルトレーナー向けの資格を発行していますが、NESTAはバランスよくフィットネスとスポーツ業界で活動するトレーナーやインストラクター向けに資格を発行しています。

20年以上前になりますが、僕が高校生のときにスポーツトレーナーとして活動したいとインターネットで調べたときにこのNESTAを知りました。

トレーナー資格④ NASM CPT

NASMは、National Academy of Sports Medicine (全米スポーツ医学アカデミー)の略称です。

CPTは、NSCA CPTと同じようにCertified Personal Trainer(公認パーソナルトレーナー)の略称になります。

 NASMは、日本では上記3つの資格を発行している団体よりかは知名度はありませんが、アメリカ以外でも最も人気のあるパーソナルトレーナーの資格を発行している団体と言われています。

NASMは、もともとアメリカのバスケットボールのプロのリーグであるNBAのチームでトレーニング指導していた理学療法士が、考案したトレーニングモデルを基にプログラムが作られているため、スポーツ選手のケガ予防やパフォーマンス向上を目的にしたトレーニング指導になっていました。

ところが、スポーツ業界だけではなく、フィットネス業界でもこのトレーニングモデルを採用するパーソナルトレーナーが増えてきて、NASMはスポーツ業界だけではなく、フィットネス業界にも注力するようになりました。

NASMについて、どのような団体なのか、CPTなどNASMが発行している資格についてより詳しく知りたいという方はぜひ下記の記事を読んでください。

パーソナルトレーナー資格別、おススメの人を発表‼

日本のスポーツ業界やフィットネス業界でパーソナルトレーナーとして活動する上で代表的な資格は分かったけど、いったい自分はどの資格を取得すればいいのかわからないという方のために、ここから、こういう人にはこの資格がおススメという感じでお伝えします。

スポーツ選手やチーム指導するならJATI ATI

スポーツ選手やチーム指導をしたいと考えているならば、この4つの資格の中では、JATI ATIが一択です。

特に、日本代表やプロチームでトレーニング指導するのならば、JATI ATIかNSCA CSCSを取得してください。

部活動やスポーツを趣味にしている方を対象にトレーニング指導したいのであれば、他の資格でもあまり問題はありませんが、日本代表やプロチームでトレーニング指導者を応募するときの取得資格としてリストされているのがJATI ATIとNSCA CSCSの2つです。

最短・最速で資格取得を目指すならNESTA PFT

なるべく早く、簡単にパーソナルトレーナーの資格を取得したいという方におススメなのが、NESTA PFTです。

理学療法士で副業として、または独立してパーソナルトレーナーとして働きたいけど、念のためパーソナルトレーナーの資格を取得したいと相談されることが多いのですが、こういう相談にはいつもNESTA PFTをススメています。

日本以外でもパーソナルトレーナーとして活動するならNASM CPT

JATI以外の3つの資格を発行している団体は、アメリカに本部があります。

NASMもアリゾナに本部がありますが、NASM Japanのようにアメリカや日本以外にも支部があります。

何かの理由で日本とアメリカ以外でパーソナルトレーナーとして活動する可能性があるならば、NASM CPTがおススメです。

もちろん、NSCA CPTやNESTA PFTもアメリカと日本以外でも認知されている可能性はありますが、国際的な認知度・普及度となるとNASMが一番です。

ぜひNASM CPTを取得する前に、あなたがパーソナルトレーナーとして活動する可能性のある国で認められているパーソナルトレーナーの資格を調べてみてください。

難易度の高い資格に挑戦するならNSCA CPTまたはJATI ATI

パーソナルトレーナーとして難易度の高い資格取得を目指すのであれば、NSCA CPTかJATI ATIです。

NSCA CPTは独学で取得することができますが、JATI ATIはいくつか受験するための条件をクリアする必要があります。

なるべく早く、簡単に取得しようとNESTA PFTを取得し、パーソナルトレーナーとしてある程度活動してから、NSCA CPTの資格を取得する方も多くいらっしゃいます。

最後に

パーソナルトレーナーの資格というのは、パーソナルトレーナーとして活動するためには必須ではありません。

誰もがパーソナルトレーナーと名乗って、活動することができる職業ですが、プロのパーソナルトレーナーとして仕事をするのであれば、この記事で紹介した4つの資格のうち、少なくとも取得しておいた方がいいと考えています。

パーソナルトレーナーを選ぶクライアントさんにとっては、どのような資格を取得していようが資格の違いを知らないので集客についてはそれ程、違いは出てきません。

ただしトレーナーやトレーナーを雇用する側は資格の違いが当然ながらわかります。

パーソナルトレーナーとして活動する上で重要になるのが、人脈です。

人脈にはどのような資格を取得しているのかは最初の印象には大きな影響を与えます。

もし、この記事を読んでも、どのパーソナルトレーナーの資格を取得すればいいのかわからない、自信を持てないという方にはぜひ、僕に相談してみてください。

これからパーソナルトレーナーになりたいという方に関しては、いつも無料で相談にのりますので、お気軽にお問合せから連絡してください。

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ジンノウチ シュンパーソナルトレーナー
パーソナルトレーナー歴20年以上。アメリカの準医療資格であるアスレティックトレーナー、NASM公認のパーソナルトレーナーを養成するフィットネスエデュケーターとして活動。日本健康医療専門学校スポーツトレーナー養成コースで「NASM CPT養成コース」を担当。