「NASMのCPTの合格率ってどれくらいなんだろう?」
「NASMのCPTの試験、受かるか不安…」
今回の記事では、NASM National Academy of Sports Medicine (全米スポーツ医学アカデミー)が発行しているパーソナルトレーナー(NASM CPT)の合格率を紹介します。
NASM CPT合格率を発表
あまり日本では知られていませんが、NASMは公式に受験生の数と合格人数を発表しています。
NASMが公式に発表している最新のNASM CPTの合格率は、2021年の63.08%です。
2021年のNASM CPTの受験生は、37,065人。
その内、合格したのが23,383人。
残念ながら不合格になってしまったのが、13,682人。
このデータは、『NASM-CPT EXAM DATA STATISTICS』でNASMが公開しています。
NASM CPTの合格率はあくまでも参考程度に
みなさん、NASM CPTの合格率が63.08%と聞いて、どのように感じたでしょうか?
難しそうだと考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アメリカでは、NASMのCPTは3回費用を追加して払わずに受験できます。
そのため、1回目で落ちても大丈夫なので、1度は試しで受ける人も多くいます。
私自身も、NASMのCPTではなく、PESとCESはほとんど勉強せずに1回目を受けました。
ただ、アメリカ人の知り合いを見ていると、1回目で落ちてしまうと、なかなか2回目を受けようとしません。
「2回目が落ちてしまったら、3回目に絶対に合格しないといけない!」と考え、2回目を必要以上に時間をかける傾向があります。
こうしていると、試験へのプレッシャーが高まり、問題なく受かるだろうと思っていた人でも、試験中のプレッシャーで不合格になっていました。
正直、しっかりとNASM CPTの受験対策を知っている人に勉強方法を学び、その勉強方法で実施し、当日の試験のプレッシャーに負けず、本来の力を試験で発揮できれば合格率は100%に近いと言えます。
NASMのCPTの受験に不安だという方には、フィットネスエデュケーターの受験対策コースがおススメです。
もし僕で良ければ、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
2021年のNASM CPT保有資格者数も公開中
2021年のNASM CPTの合格率と同じように、NASM CPTの保有資格者数も公開してくれています。
2021年のNASM CPT保有資格者数は、88,763名。
今(2023年9月12日)のNASMのホームページでは、1,400,000 Fitness Professional Educatedと書かれているので、2021年と2023年のデータを比較するのは良くありませんが、教育している人数と比べるとパーソナルトレーナーの資格を保有している人数は少ないように感じるかもしれません。
しかし、これもNASMの特徴の1つなんです!
NASMの特徴を解説
私自身も、アメリカのアスレティックトレーナーの継続教育としてNASMが発行しているパフォーマンス向上に特化したPES(Performance Enhancement Specialist)と機能改善や姿勢改善に特化したCES (Corrective Exercise Specialist)を2011年にアメリカで取得し、NASMのパーソナルトレーナーは取得していませんでした。
日本では、PESをR bodyさん、そしてWFS (Women Fitness Specialist)を東京健康科学専門学校で日本語でNASMが発行している資格を受験することができます。
PESとWFS以外のNASMの資格を日本語でも受験できるようにNASM JAPANが設立されるときに、NASMのパーソナルトレーナーを育成する教育者であるフィットネスエデュケーターになるために、私はNASM CPTを取得しました。
NASMのCPT以外の資格は、パーソナルトレーナーがトレーニング指導する各分野のスペシャリストになるための知識を体系的に学べます。
そのため、パーソナルトレーナーだけではなく、医師、栄養士/管理栄養士やアスレティックトレーナー、理学療法士、治療家など様々なバックグラウンドを持った専門家がNASMのCPT以外の資格を取得するためにNASMの教育プログラムを受けています。
NASMの使命は、
世界レベルのフィットネス専門家に、人生を変えるための知識とツールを提供すること
NASM Japan
パーソナルトレーナーだけではなく、クライアントの健康/ウェルネスに関わる専門家に学びの機会を与えているのがNASMなんだなぁと改めて、感じました。
資格試験の勉強をするときって、やっぱり合格率は気になりますよね?
僕はNASMが公式でパーソナルトレーナーを養成することを認定しているフィットネスエデュケーターです。